いちじくの引き起こす食物アレルギーとアレグラの服用

いちじくはクワ科イチジク属に属する植物で、その果実がよく食されます。原産地に近いメソポタミアでは6000年以上前から栽培されていたことが知られています。そして古代ローマにおいては最も身近に存在する果実の1つとなっていました。日本には江戸時代から明治時代にかけて大陸から伝えられたとされています。いちじくの果実は生で食べられる他、乾燥したものが食されます。
ところでこのいちじくは食物アレルギーをしばしば引き起こす食べ物として知られています。食物アレルギーの大半はI型アレルギーによって引き起こされますが、このいちじくによって引き起こされる食物アレルギーもI型アレルギーによって引き起こされます。I型アレルギーではその食べ物が体内に入った際に、肥満細胞が活性化し、ヒスタミンが遊離され、ヒスタミンが全身のヒスタミン受容体に結合することよって引き起こされます。いちじくアレルギーの症状としては皮膚の湿疹、発赤、かゆみなどが起こります。重症となると、呼吸困難、血圧低下、悪心などが起こり、場合によっては意識を失うこともあります。
重症例の治療には、ステロイド、昇圧剤の投与が行われ、救命処置がとられます。しかし軽症例にはアレグラなどの抗ヒスタミン剤が使用されます。その中でもアレグラは最もおすすめの治療薬です。
アレグラは抗アレルギー薬の中では最も売れている治療薬の1つです。近年は一般用医薬品としても販売されており、より一般の方にとって身近な薬となってきています。
アレグラの長所はなんといっても副作用が出にくいことです。特に抗ヒスタミン剤で主に問題となる眠気を引き起こさないことが特徴です。また口渇の副作用も起こりにくいです。